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志村なふたり

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最近独り言と、眉間のしわの刻まれっぷりが尋常じゃないです。もうね、渓谷。渓谷on my face.

ここ数日、友達が入れ替わり立ち替わり泊まりに来てたんですけど。

さあ寝ようって電気を消して、布団に入って、お互い仰向けになった状態での会話って、
なんであんなに楽しいんでしょうね。

すごいくだらないことでもなんか笑える。
顔が見えないから気が緩むのかなあ。

この前は、なんだか会話がままならず、お互い「え?」みたいになって、
志村みたいに二人で「んあ?」って言い合って、それだけで苦情来そうな高笑い。


つげ義春原作の、「リアリズムの宿」って映画を思い出しました。
この映画、全く山場もなく、とにかく淡々と進み、
「あー、そういうことあるよねー」とクスッと笑うシーンがひたすら続いて終わるんですけど。
初対面で「旅はみちづれ」となった冴えない男二人が、初めてお互い気を許して心から笑うシーンが、
おんぼろ民宿の汚い布団で、仰向けで寝てる時で。
その、心の壁の取れ方が、すごくリアルでした。


この映画、本当の主題歌はくるりの「家出娘」なんですが、それではなくて「宿はなし」を、しかも二階堂和美のカバーでくっつけてる動画があって、でもそれが妙にしっくり来たので載せます。




夢うつつの中、ぼんやりと見える天井に向かって、相手の顔を無意識に頭に浮かべながら話す、
あのほんわかした空気がとても好き。


明日から軽井沢キャンプです。満天星屑キャビンに泊まります。屋根が無いんだって!!部屋でたき火が出来るんだって!!

楽しみ楽しみ。
みんなで寝袋にくるまって、みの虫みたいになって星空を見ながらの会話はどんなだろう。


寒いだろうから、豚汁かモツ煮を作ろうと思ってたら、一緒に行く子はタンドリーチキンを作るそうな。
この生活臭の違いは何でしょうか。

行ってきます。
by churaphoto | 2010-11-12 19:39


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