愛情一本

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撮影させてもらった料理の先生が、食後のデザートにと出してくれた手作りの錦玉羹(キンギョクカン)
この先生とはお仕事ご一緒するのは初めてでしたが、
自家製のジュースを出してくれたり、お昼ご飯も撮影したものだけでも充分なのに、
ちらし寿司を作っておいてくれて、食後はすでにカットしてあった冷えたメロンが出てきて、
そのあとこの和菓子、そしてコーヒーサイフォンできちんといれてくれたコーヒー・・・。

撮影した料理自体もとても丁寧で、おいしくて、時間かかったでしょうに、
それに加えて私たちが食べる分だけのためにこんなにたくさん作っておいてくれて、
しかも本当に美味しいんです。

もうおそらく50歳は過ぎてるだろうな、という方でしたが、細身で、ショートカットの髪は清潔感があって、立ち居振る舞いも美しくて、もの静かで、とても上品な方でした。外ロケでの撮影中、汗だくで、なりふり構わなすぎて「戦場カメラマンのようだ」と言われた事のある私とは月とスッポンですな。

そして撮影の翌朝、その先生から私にお礼のメールが。
「楽しい撮影でした。ありがとうございました。」と。本来私から送るべきな気が・・・恐縮
このメールはもちろん私だけでなく、編集さんたちにも送られたようですが、
こんなペーペーの私にまでこんなに丁寧に接してくれる方もいるんだな、と。こんな女性になりたいなと。

なんていうか、ここまで色々やってくれるのに、「がんばってます」って感じが全くないんですよ。
「私気が利くでしょ?」みたいな嫌みな部分が全く感じられない。
それはきっと、本当にその先生の中で自然な行動だからしょうね。

料理は愛情だなあ、そしてやっぱり人柄がでるんだなあとしみじみ。
自分だけが食べるために作る料理って絶対美味しく出来ないもんね。なにかが足りない気がするの。愛情なのかも
料理に限らず、なんでもそうですよね。写真も。


そんなことを思ってた矢先、友達に、
「写真の事は全くわからないけど、桂の写真は本当にあったかくて優しくて、ホッとする。自分の笑ってる顔はこんなに楽しそうなんだって、桂の写真で初めて知った。」と言ってもらえました。

「写真うまいね。」より、「いい写真だね」のが嬉しい。
愛情の一本勝ち!な写真、撮って行きたいです。
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by churaphoto | 2012-07-30 19:51


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