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無題

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400枚以上写真を撮って、瓦礫の山もたくさん撮ったけど、目の前の光景にも関わらず、
なんだかリアリティがありませんでした。

「死者1万何千人」とか、「何百人の遺体を確認」とか、
私の中で数字でしか捉えられてなかった「死」を、
初めてリアルに感じた光景でした。

お線香をあげた後、「写真撮ってもいいですか」って、
その一言を言うのはものすごい葛藤があったけど、撮らなきゃ駄目だと思った。
ここに載せることも、散々悩んだけど、載せるべきだと思いました。

撮った写真を、大きな画面で見ることが、これほど怖かったことはありません。
一枚の写真に、これだけの重みと痛みを感じたことはありません。

撮影を快諾してくれたご主人に、心の底から敬意と感謝を。


ほかの写真は、たくさんあってまだ整理できてないので、また次回に。
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by churaphoto | 2011-04-29 23:40

ただいま

気仙沼から無事に、帰って来ました。

皆さんの物資は、確かに渡して参りました。

色々な思いが巡ってますが、
とりあえず、寝ます。

おやすみなさい。
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by churaphoto | 2011-04-29 02:17

いってきます

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そろそろ、気仙沼に一緒に行く二人がうちに着く頃・・・。

さすがに緊張しています。

何もかもが壊れた風景、家を無くした人、親を亡くした子ども、子どもを亡くした親・・・。
目の当たりにした時に、自分がどうなってしまうのか。
無神経な発言をして、目の前の相手を傷つけるような言動をしないだろうか。不安です。

でも、行ってきます。

行ってきた人はみんな、行って良かったって言う。
でも、写真は撮れなかったって言う。

でも私はそれを生業としてる人間だから。

しっかり向き合って、撮ってこようと思います。


支援物資、義援金、協力してくれた方、交通費だと私にくれた方、私たちを心配してくれてる方、
何らかの形で関わってくれた方、本当にどうもありがとう。
強要は嫌だから、スルーする人はスルーしやすいようにと、個人にメール等で協力はお願いしないで、mixiとブログだけで伝えてきたんですが、それでもたくさん集まりました。

みなさんの愛のカタマリ、きちんと届けてきます。

いってちます!!
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by churaphoto | 2011-04-27 21:07

パワー全開

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スマイル全開。

沖縄、普天間出身の、まちゃるという友達がいるんですが、その人に飲みに誘われると、
必ず知らないウチナンチュの人が一緒にいて、数珠つなぎでどんどんウチナンチュの友達が増えてくんですが、
この方ともそんな感じでお友達になりました。
いちゃりばーずのシーサー玉城さん。

3月の、震災から一週間後にまちゃるに誘われて飲みに行くと、シーサー玉城さんがまちゃるの横に座ってて、お友達になりました。
ず〜っとしゃべってて、ず〜っと動いてて、ず〜っと笑ってる彼女に強く惹かれ、その後4月初めにやったライブを見に行った時の写真です。
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まちゃるが、「いちゃりばーずのライブは、『聴く』んじゃなくて、『見る』んだ」って言ってたけど、本当にそんな感じでした(笑)
イントロの間、ダッシュで客席の方来て、歌が始まるぎりっぎりまで踊って笑って(しかも若干ラテン系)ダッシュでマイクの方に帰って行く。
ゼンマイ巻きすぎた人形のような忙しない動きの彼女に、見てるこっちが疲れる元気もらいました。

こういう人って、こんだけ元気なのは自分の中で自然な事で、自分がみんなにパワーを与えてる事、
気づいてないんだろうな。
素敵な事だと思います。

また元気もらいに、見に行こうっと。
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何かが全開(笑)



※明日(もう今日ですね。)の夜、気仙沼へ出発します。
一緒に行く人の都合で28日の夜には帰ってきてしまいますが。
その前に明日の昼間は仕事があるんだけど、準備に追われて仕事を忘れそうな自分が怖い!
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by churaphoto | 2011-04-27 01:07

今の私の部屋

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引越しませんよ。


支援物資の仕分けに追われてあまり寝てませんが、営業に行ったらその場でお仕事いただきました。

ウレシイ。

いいことはあるもんです。

仕分けしてても、皆さんの想いが伝わって来て、胸がいっぱいになります。

良い経験をさせてもらってます。

私は、私一人じゃ力不足で、困ってみんなに声をかけたのに、
みんなから、
「被災地との橋渡しをしてくれてありがとう」と言ってもらえます。
お礼を言いたいのはこっちなのに。
人と人の関係って不思議だなあって思います。

どうもありがとう。

あと二箱、仕分けしたら終わり!
そんで一個画像処理して、明日はゆっくりしよう。
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by churaphoto | 2011-04-25 19:46

救援物資 締め切ります。

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救援物資の受付を、ひとまず25日で締め切りたいと思います。(急ですみません)

とりあえず、送ると言ってくれてる方の分は、日曜日で全部届く予定ではありますが、
もし、用意してるけどまだ送ってないという方がいらっしゃったら、ご一報ください。

今日、トントン拍子に、28日に現地に届けに行く事が決まりました。
一緒に行ってくれる人の都合や、被災地の方の都合もあるし、なかなか決まらないかなと思ってましたが、決まるときは決まる物ですね。

サバイバル能力に長けてそうな男性二人が、「是非一緒に行きたい」と申し出てくれました。
ありがたや。

皆さんから送られてきた荷物も、一つ一つ個性があって、性格や生活が出るというか、
私一人じゃ気づけないような物を送ってきてくれたり、とてもバランスよく集まってる感じがします。

みんなで協力すると、量だけじゃなくて、そんなメリットもあるんですね。


また改めてご連絡しますが、皆さんの想いも、責任もって届けて参ります。




話は変わって、最近地震が南下してますね。いや、一概に南下とも言えないのか。
これ以上被災地で地震が起きてほしくはないけれど、実家が千葉の成田なので、心配ではあります。
そもそも3.11の大地震の時に、うちの庭と隣接してる山が土砂崩れ起こしてまして。
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この山。なんか庭の写真無いかなと思って探してたら兄の結婚式の写真が。身体が弱ってしまって結婚式に出席できない祖母に、式前に会いにきたときの写真です。
池が半分埋まったとか。父親は「鯉が飛んできた」とだいぶ盛って話してましたが。
去年の夏、祖母の新盆で帰った時に、ふと、「この庭、いつまでも維持できるもんじゃないよなあ」って思って、たくさん写真を撮った事を思い出しました。
なんか予知してたのかな。

この続く余震と、雨。
家も店も古いし、ちょっと不安ね。

GWはひさしぶりに実家に帰ろうかなあ。
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by churaphoto | 2011-04-23 22:56

final

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桜写真、今日で終わりです。たぶん。
と言っても、これは去年の。(去年のこの時期、私ブログさぼってました)

これは前の前の職場の後輩、オーハタの実家の近所の桜並木。

オーハタはいつも、きままというか自分勝手というか、いや、すごく優しいんだけども。

この前も、貸したもの返しに経堂まで来てくれたとき、「経堂まで来たからハチイチベーカリー行きたい」って言うから、場所調べたりしてたのに、5分後に、「やっぱり世田谷線乗って、松陰神社前のブーランジェリースドウ(パン屋)に行きましょう」と。

いつもそんな感じで、その度に私は
「え?ああ、うん、はあ。」みたいに連れてかれる訳ですよ。

この場所に連れてってくれたときも、確か会ってから突然、
「長谷川さん、実家行きましょう」って言われ、
「え?ああ、うん、はあ。」って感じで電車で2時間(位だったと思う)。
まあその振り回される感じが嫌ではないんだけれども(笑)

そして連れてってもらってめちゃくちゃ感動。
いきなりだったから、私はおさんぽカメラのオリンパスペンEE3ってハーフカメラしか持ってなくて、もどかしく思いながら写真を撮ってました。

そういえばずっと前から、私をこの場所に連れて行きたいって言ってくれてたね。
オーハタが世界一の桜の名所だというここは、思い入れの無い私が見ても世界一でした。

今年はデジタル一眼も、アナログ一眼も、フル装備でリベンジするぞと思ってたのに、
開花時期の予想がはずれて行けなかった。

来年は絶対行く!

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お父さんと菜の花畑でかくれんぼ。

それから、この日が私にとって最初で最後の対面だった、オーハタの家のにゃんこ、今は亡きタカノ。
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初対面の私にもなついてくれて、ずっと着いてきて、可愛かった。

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タソガレ タカノ
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by churaphoto | 2011-04-22 22:52

ただ春の夜の夢のごとし

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 祗園精舎の鐘の声
 諸行無常の響きあり
 娑羅双樹の花の色
 盛者必衰の理をあらはす


平家物語の冒頭文が好きです。
桜を見てると、この文が頭に浮かぶ。

森山直太朗の「さくら」では、
いつか生まれ変わることを信じて舞落ちると歌ってるけど、桜にそんな貪欲さは感じられない。
(まあこの詩は、その次にくる「友との再会」を比喩しての言葉だと思いますが)

世の中は常に変化して行く。
何かに執着するのはくだらないことだと、桜に言われてる気がします。
いつもいつも、何かを守るために争いごとが起きる事に、違和感を覚えてなりません。
Love&Peaceを手に入れる為に、戦わなきゃならないんだろうか。

じゃあどうすればいいんだと言われるとわかんないんだけど、もっともっと、根底の問題のような気がします。

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今はもうこの桜色の道も、ただのアスファルトに戻ってる頃でしょう。
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by churaphoto | 2011-04-20 15:00

春の雪

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桜ネタしつこいですか。でもまだ続きますよ。
先週、めちゃくちゃ天気が良かった日、午前中で仕事が終わってしまったので、
機材担いだまま、お弁当買って青山墓地へ。

桜吹雪が撮りたくて、風待ち。
「風よ吹け」と思う一方で、散ってしまうのがもったいなくて、吹いてほしくも無かったり。
桜はそんな私の面倒くさい心境なんか構ってられっか、とでも言うように、豪快に散ってました。

お線香のにおいと、桜色の空気。
日本人のDNAにすり込まれてる心地よさ。
日が暮れるまでず〜っとたたずんでました。
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ご近所にお住まいだという、ご夫婦。
写真撮らせてくださいと頼み、シャッター押そうとした瞬間に桜吹雪が舞ってそっちに気を取られる奥さん。
私の中でお気に入りの写真です。
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by churaphoto | 2011-04-18 00:34

100万円かけてでも

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救援物資、続々と集まってきております。ありがとうございます。(くわしくはコチラ
東京、千葉、神奈川だけに留まらず、群馬や栃木にいる友達や、さらにはフロリダからも!
一人旅の最中に一回あっただけの子とかからも送られてきてて、人のつながりの尊さに胸を打たれています。

何人かの方に、「○○は必要?」「××はいる?」と聞かれたので、確認のため被災地の方に電話をしてみると、今までよりだいぶ明るい声になっていて、「おかげさまでだいぶ物資が集まってきて、ほっとしてます。」とのこと。
私が、必要なものの確認をすると、色々話してくれた後、
「・・なんて、好き勝手に色々言ってますけど、いいんでしょうか。ふふふ。」と、初めて笑い声が聞けました。
大変なのは変わらないだろうに、食べるものが目の前にあること、人のつながりを感じられること、いろんなことが、きっと大きな支えになるんだろうなと。

ほんの少しだけでも、心にゆとりができたのがわかって、私もほっとしました。

私が、「出来れば直接伺って、各家庭に届ける手伝いも出来たら」とポツリというと、
その方は力を込めて、
「もう、是非来てください。」
とおっしゃってくださいました。

その理由は、手伝ってほしいとかではなく、
「100万円かけてでも、この状況は、見ておいた方がいい」とのこと。
「この、津波の爪痕を、見てください。」と。

なので私が、自分は写真をやってる人間だということを告げると、
「もう、すぐにでも来た方がいいです。案内します。この景色を撮って、残してください。そして、伝えてください。」と。


地域外の人間が見物に来るのを嫌がってる人もたくさんいるだろうに、
たまたま知り合えた方が、「見に来て、写真撮って」と考える方だったのは、
不思議な巡り合わせな気がしてなりません。


技術はいつまでたってもうまくならないけど、写真を撮る場面に巡り会う才能はあるのかなと。
そう言った意味で、天職かもしれないと、ちょっと自信がつきました。

写真と巡り会えたこと、被災地の方と、そしてみんなとつながること。
すべての出会いに感謝を。
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by churaphoto | 2011-04-17 04:02