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2011/07/08.09 福島県いわき市 2


福島で見てきた事、感じた事を、どう伝えればいいのか、考えあぐねています。
まとまらなくなりそうですが・・・。

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福島県いわき市は、海も空もキラキラしてて、とてもすてきな所でした。
港を歩いてると、海風が冷たく、とても気持ちよかった。
今年はもちろん、セシウムのせいで海水浴は禁止です。
私がつい、
「こんなにいいところなのに・・・。」とつぶやくと、純子さんは
「ね。」としか言いませんでした。

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田んぼの稲も涼しげになびいてました。
土地がダメになっちゃうから、米は作るけど、出荷前に検査をして、出荷できないようなら
国が買い取るそうです。
放射性物質を作るために、農家の方は汗水たらして働いてる訳じゃないのにね。

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ショッピングセンターの一階にたこ焼き屋さんがあって、私が食べたくなって中をのぞくと、
誰もいない。
あれ?なんてきょろきょろしてると、どこからともなくおばちゃんが現れて、
「はいはい、すぐ作るから、ちょっと待ってね。出来立ての方がおいしいからね。」
と、クーラーの無いところで作ってくれました。
そこから10分くらいのんびり待って、出てきたたこ焼きは中がトロトロで、とても美味しかった。

純子さんの家は昔ながらの作りで、二階に行く階段の傾斜が急だったり、お風呂が台所を通らないと行けない所にあったり。
裏口から家を出ると、隣の家の人と窓越しに目が合っちゃって、話しかけてもらったり。

昔のじぶんちもこうだったなと、なつかしかった。

畳に座ってみんなでご飯を食べて。
私は梅酒を頂いたら、寝不足がたたって目を開けてられなくなり、
初対面のご両親の前で横になって寝てしまう始末。
居心地よすぎてくつろぎすぎました。いつもの事ですが。

お風呂にシャワーは無く、灯油で焚いていると言うお風呂は、
沸かすと「ボーッ」とボイラー室のような大きな音が響いて、かっこよかった。
「シャワー無くてごめんね」と言われたけど、無くても全然困らなかった。

以前純子さんからもらったメールに、いわきの事を、
「自慢できる物なんて海しか無くて、今は津波で何も無くなっちゃったけど・・・」
と書いてありました。
いやいや、自慢できる物、たくさんありますよ。


こんなに素朴で、でもとても大事な物が詰まってて、
しかも誰にも迷惑をかけてないようなシンプルな暮らしを、
ただ守りたいだけと言うのは、叶えられないほどわがままな事なんだろうか。

やっぱりまとまらないけど、また続きます。
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by churaphoto | 2011-07-15 01:37

2011/07/08.09 福島県いわき市

写真を始める前に働いていた職場の先輩、純子さんに会いに、福島県いわき市に行ってきました。

もともといわき市出身で、福島市出身の旦那さんと結婚し、
仕事の関係で南相馬に住んでましたが、震災後、妊婦さんである純子さんと2歳のお子さんは、
比較的線量の少ないいわき市の実家に、
旦那さんは仕事の都合で福島市の実家にと、別居生活が続いていました。

週末しか家族に会えない事に業を煮やした旦那さんは、通勤が大変になる事は覚悟の上で家族で山形に引っ越す事を決めたそうです。

今週末には引っ越すとの事。
身重な上に引っ越し前でバタバタしてるだろう所に泊まりに行くなんて、はた迷惑この上ないですが、
どうしても福島にいるうちに会いに行きたかった。
すでに11万キロ走ってる私のマイカーをぶっ飛ばして行ってきました(笑)18万で買ったプレオちゃん、よく働いてくれます。

私は純子さんの顔が見られればそれで良かったのですが、津波の被災地に色々連れてってくれました。
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↑もともとセブンイレブンだったとの事。看板の所まで波が来たんですね。
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↑被災した学校は、瓦礫置き場になっていました。
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↑海沿いの信号はまだまだ故障中のところばかりでした。
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↑四ツ倉という町の、道の駅で復興イベントをやっていました。
このイベントの主催者も、自身が避難所で生活をしていたと言う若者たちだそうです。
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そしてこの道の駅自体も、被災しています。↓
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上2枚の写真は同じ建物です。
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↑砂浜には、その種類ごとに分けられた瓦礫(タイヤはタイヤだけ、車のボディだけと言った感じで)が山積みになって並んでいました。
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いわきから四ツ倉に向かうまでの道路標識は、ずっと進行方向に「南相馬 双葉」と書いてあって、その名前そのものに、悲しい印象を受けてしまう事がつらかった。

通りがかった公民館のようなところでは、ちょうど「合同慰霊祭」が行われてました。

いわきでは毎年、大きな花火大会があるそうなんですが、
今年は人を集めず、慰霊の意味を込めて11日に花火だけ打ち上げる予定だと言っていました。

津波の被害状況としては、以前行った気仙沼の方が、数倍大きいかもしれない。
でも、当たり前だけど福島はそれだけじゃない。

震災直後から、私は純子さんに「何か必要な物はないか」「何か送れる物はないか」とわめいてましたが、いつも「福島は物流は滞ってないから大丈夫」との返事。
福島に本当に必要な物は、今私たちがお金とかで手に入れられる物じゃないんですよね。
わかりきっている事だけど、無力な自分がもどかしくて仕方ありません。

私たち東京に住む人間が使っていた無駄な電気のために、なんでこんな思いをしなきゃならないのか。
今こんな事になって、原発を責める人はたくさんいるけど、誰が悪いって、何も知らずにそれを当たり前に受け入れてた自分だろう。

なんだか今更な事をさんざん言ってる気がしますが、行ってみて改めて感じた事。

そしてまとまらないまま次に続きます。
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by churaphoto | 2011-07-13 00:49

マジックアワー

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マジックアワー。
日が沈んでから、暗くなるまでの時間。
影が無くなり、柔らかい写真が撮れる。

上の写真は、今年の春に友達と目黒川へ桜を見に行ったとき、
友達がお気に入りの花屋さんでお母さんへのお土産にと花束を作ってもらったあと、
歩道橋に上った時にちょうどマジックアワーだったので、撮った物です。

夏の夕暮れ時もどうしようもなくテンションがあがります。
が、今年は梅雨明けて、見た目は完璧な真夏だけど、何か足りないと思ったら、
蝉の声が一匹も聞こえませんね。

これからなのかなあ。これからだと信じたい。まさか地中で放射線にやられて・・・。


先週は、月曜日に栃木から友達が泊まりにきて、
金、土と福島のいわき市に住む友達の家に泊まりに行って、
日曜日に沖縄から友人が上京してきたのでみんなで飲むと言う、全国津々浦々な週でした。

なかなか会えないけど、こうやってつながっていられる事に、つながろうとしてくれることに感謝。
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by churaphoto | 2011-07-12 01:59

こどものいる風景

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田植えの間、こどもたちとたくさん遊びました。
特に奈良さんの子供のゆうりちゃんとじゅうきくんは、今までライブとかで会っても、割りと人見知りされてたんだけど、
今回ゆうりちゃんとは二人きりでお話ししたり、一緒にお風呂入ったり、じゅうきくんは「カメラマン!一緒にカエル取りに行こ!!」と誘ってくれたり(笑)アマガエル、かわいかった〜
こどもの声って、やわらかくてコロコロしてて、鈴の音みたいだなあって思った。
つないだ手は小さくて温かくて、なんだかちょっとドキドキして、すごく癒された。

こどもは確かに弱くて、大人が守らなきゃいけないけれど、
その存在はとても大きくて強くて、大人はこどもの存在そのものに支えられてるんだなって、
再認識した。
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こどもが一緒に笑ってくれる、遊んでくれる大人でいたいと思う。
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by churaphoto | 2011-07-05 23:33