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しっくり来る場所

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数ヶ月前、とても居心地の良い場所に出逢いました。

そこは別にマイナスイオン出まくってるとか、見晴らしがいいとか、決してそんな所ではなくて、
他の人にしてみたら普通の場所なんだけど。
なんだか私にはとてもしっくり来る場所でした。

前世でもそこにいたのかな、と思うくらい。

私の好きな音楽がよく流れていて、あたたかくてやさしい空気で、
そこにいる時の私は、気負う事無く、気取る事無く、
かといってだらけた気持ちになる訳でもなく、
ニュートラルでいられる。

なにより自分自身があたたかくやさしい気持ちでいられるところ。


そこへ行ったのは成り行きと言うか偶然と言うか、
行こうとして行ったわけじゃないのになぜかたどり着き、
でもいざそこを目指して行こうとするとなかなかに難しい場所で、
次に行く事はあるのかなあというところ。

今後もし行けたとしてもきっと10年後とかで、
それまでにきっと私は他にも居心地のいい場所を見つけてしまうだろう。


でもきっと、不動の一位はずっと変わらない。
そんな気がするくらい、しっくりくる大好きなところ。

行けないけど、どうかそのまま変わらず、あたたかい素敵な場所でありますように。
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by churaphoto | 2011-08-22 20:11

実平くん、たくみくん、こうへいくん

ご無沙汰しております。

自分で自分のブログを見たくなくなるくらい、福島に関してはごちゃごちゃした気持ちが渦巻いています。

福島だけじゃないですよね。
那須で農業を始めたばかりの友達もいます。
私にはなじみ深い、千葉の松戸あたりも線量が高いとか。

深い深い、憤りを感じています。
みんなそうか。

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純子さんの息子、実平(さねひら)くん。
武士のような名前ですが、お顔つきもとても凛々しく、私は眉毛が大のお気に入りです。
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寝起き。愛しすぎる。
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実平くん、ちょっとエッチで、今時めずらしい肉食系でした(笑)
恋人のようにラブラブにゃんにゃんしてきました。
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それから、純子さんのお友達、リカさんの、妹さんのお子さん。たくみくん。
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いつもはカメラ嫌いで目線をくれないそうですが、なぜかたくさんポーズしてくれました。でもはしゃぎ過ぎでぶれちゃった(笑)
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それからたくみくんの弟、こうへいくん。
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おかあさんと。
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純子さんのお友達のリカさんは保育園の先生で、クラスで子供たちと、水菜と小カブを育ててたそうです。
プランターは室内で保管していた物、苗は使わずに種から、土も新しい物を使い、
保育室の窓際で、窓を開けずに育てた野菜。

それでも、数値を計れず、安全が保証されないからと、子供たちに説明をして、食べずに捨てたそう。
子供たちは驚くほど素直に捨てる事を理解し、受け入れてくれたそうです。

大人の事情を子供なりに察知して、素直にわがままを言えなくなってしまう子供ほど、見てて切なくなる物は無い。

5歳児が「放射性物質」「原発」なんて言葉を知らなきゃいけない世の中なんておかしい。
そんな物のために子供が我慢しなきゃいけないなんておかしい。

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純子さんがぽつりと、
「30年後に、実平に責められても、何も言えないよ。」と言っていた。
責めるってことはそれなりの事態が起きてるってことで、そんなことは絶対起きてほしくないけど、
万が一そんな事になったら、せめて私はこの写真たちを見せて、こう言おうと思う。

あなたはこんなにも愛情に包まれて育ったんだよと。
見えない大きな敵と、お母さんは不安の中で必死に戦ってたんだよと。
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どうか健やかに。心の底から祈ります。
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by churaphoto | 2011-08-01 23:56

2011/07/08.09 福島県いわき市 2


福島で見てきた事、感じた事を、どう伝えればいいのか、考えあぐねています。
まとまらなくなりそうですが・・・。

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福島県いわき市は、海も空もキラキラしてて、とてもすてきな所でした。
港を歩いてると、海風が冷たく、とても気持ちよかった。
今年はもちろん、セシウムのせいで海水浴は禁止です。
私がつい、
「こんなにいいところなのに・・・。」とつぶやくと、純子さんは
「ね。」としか言いませんでした。

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田んぼの稲も涼しげになびいてました。
土地がダメになっちゃうから、米は作るけど、出荷前に検査をして、出荷できないようなら
国が買い取るそうです。
放射性物質を作るために、農家の方は汗水たらして働いてる訳じゃないのにね。

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ショッピングセンターの一階にたこ焼き屋さんがあって、私が食べたくなって中をのぞくと、
誰もいない。
あれ?なんてきょろきょろしてると、どこからともなくおばちゃんが現れて、
「はいはい、すぐ作るから、ちょっと待ってね。出来立ての方がおいしいからね。」
と、クーラーの無いところで作ってくれました。
そこから10分くらいのんびり待って、出てきたたこ焼きは中がトロトロで、とても美味しかった。

純子さんの家は昔ながらの作りで、二階に行く階段の傾斜が急だったり、お風呂が台所を通らないと行けない所にあったり。
裏口から家を出ると、隣の家の人と窓越しに目が合っちゃって、話しかけてもらったり。

昔のじぶんちもこうだったなと、なつかしかった。

畳に座ってみんなでご飯を食べて。
私は梅酒を頂いたら、寝不足がたたって目を開けてられなくなり、
初対面のご両親の前で横になって寝てしまう始末。
居心地よすぎてくつろぎすぎました。いつもの事ですが。

お風呂にシャワーは無く、灯油で焚いていると言うお風呂は、
沸かすと「ボーッ」とボイラー室のような大きな音が響いて、かっこよかった。
「シャワー無くてごめんね」と言われたけど、無くても全然困らなかった。

以前純子さんからもらったメールに、いわきの事を、
「自慢できる物なんて海しか無くて、今は津波で何も無くなっちゃったけど・・・」
と書いてありました。
いやいや、自慢できる物、たくさんありますよ。


こんなに素朴で、でもとても大事な物が詰まってて、
しかも誰にも迷惑をかけてないようなシンプルな暮らしを、
ただ守りたいだけと言うのは、叶えられないほどわがままな事なんだろうか。

やっぱりまとまらないけど、また続きます。
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by churaphoto | 2011-07-15 01:37

2011/07/08.09 福島県いわき市

写真を始める前に働いていた職場の先輩、純子さんに会いに、福島県いわき市に行ってきました。

もともといわき市出身で、福島市出身の旦那さんと結婚し、
仕事の関係で南相馬に住んでましたが、震災後、妊婦さんである純子さんと2歳のお子さんは、
比較的線量の少ないいわき市の実家に、
旦那さんは仕事の都合で福島市の実家にと、別居生活が続いていました。

週末しか家族に会えない事に業を煮やした旦那さんは、通勤が大変になる事は覚悟の上で家族で山形に引っ越す事を決めたそうです。

今週末には引っ越すとの事。
身重な上に引っ越し前でバタバタしてるだろう所に泊まりに行くなんて、はた迷惑この上ないですが、
どうしても福島にいるうちに会いに行きたかった。
すでに11万キロ走ってる私のマイカーをぶっ飛ばして行ってきました(笑)18万で買ったプレオちゃん、よく働いてくれます。

私は純子さんの顔が見られればそれで良かったのですが、津波の被災地に色々連れてってくれました。
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↑もともとセブンイレブンだったとの事。看板の所まで波が来たんですね。
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↑被災した学校は、瓦礫置き場になっていました。
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↑海沿いの信号はまだまだ故障中のところばかりでした。
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↑四ツ倉という町の、道の駅で復興イベントをやっていました。
このイベントの主催者も、自身が避難所で生活をしていたと言う若者たちだそうです。
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そしてこの道の駅自体も、被災しています。↓
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上2枚の写真は同じ建物です。
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↑砂浜には、その種類ごとに分けられた瓦礫(タイヤはタイヤだけ、車のボディだけと言った感じで)が山積みになって並んでいました。
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いわきから四ツ倉に向かうまでの道路標識は、ずっと進行方向に「南相馬 双葉」と書いてあって、その名前そのものに、悲しい印象を受けてしまう事がつらかった。

通りがかった公民館のようなところでは、ちょうど「合同慰霊祭」が行われてました。

いわきでは毎年、大きな花火大会があるそうなんですが、
今年は人を集めず、慰霊の意味を込めて11日に花火だけ打ち上げる予定だと言っていました。

津波の被害状況としては、以前行った気仙沼の方が、数倍大きいかもしれない。
でも、当たり前だけど福島はそれだけじゃない。

震災直後から、私は純子さんに「何か必要な物はないか」「何か送れる物はないか」とわめいてましたが、いつも「福島は物流は滞ってないから大丈夫」との返事。
福島に本当に必要な物は、今私たちがお金とかで手に入れられる物じゃないんですよね。
わかりきっている事だけど、無力な自分がもどかしくて仕方ありません。

私たち東京に住む人間が使っていた無駄な電気のために、なんでこんな思いをしなきゃならないのか。
今こんな事になって、原発を責める人はたくさんいるけど、誰が悪いって、何も知らずにそれを当たり前に受け入れてた自分だろう。

なんだか今更な事をさんざん言ってる気がしますが、行ってみて改めて感じた事。

そしてまとまらないまま次に続きます。
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by churaphoto | 2011-07-13 00:49

マジックアワー

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マジックアワー。
日が沈んでから、暗くなるまでの時間。
影が無くなり、柔らかい写真が撮れる。

上の写真は、今年の春に友達と目黒川へ桜を見に行ったとき、
友達がお気に入りの花屋さんでお母さんへのお土産にと花束を作ってもらったあと、
歩道橋に上った時にちょうどマジックアワーだったので、撮った物です。

夏の夕暮れ時もどうしようもなくテンションがあがります。
が、今年は梅雨明けて、見た目は完璧な真夏だけど、何か足りないと思ったら、
蝉の声が一匹も聞こえませんね。

これからなのかなあ。これからだと信じたい。まさか地中で放射線にやられて・・・。


先週は、月曜日に栃木から友達が泊まりにきて、
金、土と福島のいわき市に住む友達の家に泊まりに行って、
日曜日に沖縄から友人が上京してきたのでみんなで飲むと言う、全国津々浦々な週でした。

なかなか会えないけど、こうやってつながっていられる事に、つながろうとしてくれることに感謝。
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by churaphoto | 2011-07-12 01:59

こどものいる風景

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田植えの間、こどもたちとたくさん遊びました。
特に奈良さんの子供のゆうりちゃんとじゅうきくんは、今までライブとかで会っても、割りと人見知りされてたんだけど、
今回ゆうりちゃんとは二人きりでお話ししたり、一緒にお風呂入ったり、じゅうきくんは「カメラマン!一緒にカエル取りに行こ!!」と誘ってくれたり(笑)アマガエル、かわいかった〜
こどもの声って、やわらかくてコロコロしてて、鈴の音みたいだなあって思った。
つないだ手は小さくて温かくて、なんだかちょっとドキドキして、すごく癒された。

こどもは確かに弱くて、大人が守らなきゃいけないけれど、
その存在はとても大きくて強くて、大人はこどもの存在そのものに支えられてるんだなって、
再認識した。
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こどもが一緒に笑ってくれる、遊んでくれる大人でいたいと思う。
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by churaphoto | 2011-07-05 23:33

ご無沙汰してました

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お久しぶりでございます・・・・。

書きたい事も載せたい写真もたくさんあるんですけど、ありすぎて頭の中が整理できてない状況です。
日々楽しく、忙しく暮らしてる事は間違いないのでご安心を。

ぜんぜん関係ないんですけど、最近よく、もうずいぶん前に死んじゃったおじいちゃんのことを
思い出します。

いつもいつも、人前ではニコニコしてたおじいちゃん。
でも今考えると、相当過酷な人生だったのかもしれないと思います。

そう言う事がわかるようになってきた今、一緒にお酒を飲んで話したかったなあ。
もう死んじゃったなあ。



今日は今の大河ドラマで活躍中の俳優さんを撮ってきます。
と言っても、見てない(つーかテレビがない)ので話題に出来ないのがたまにキズ。
私好みの、目に力のある渋いおじさま。ファインダー越しにあの目で見られたら惚れてまうわ。
ポートレート撮影なんて私に出来るんだろうか。

がんばってきまーす。
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by churaphoto | 2011-06-27 10:12

支援物資

写真をどうやってまとめようか、悩んでいたら日にちが経ってしまいました。

とにかく、まずは皆さんに送っていただいた物資がどこにどう行き渡ったのか、お伝えしますね。
被災地の写真はまた次回にします・・・。

まず、向かった場所ですが、高橋幸子さんという方のお宅です。
この方はご自分も、お母様とともに命からがら津波から避難した方です。
この方のお宅は高台にあり無事でしたが、
ご自分のお知り合いのお宅に様子をうかがいに行った所、
物資が届いてなくて逼迫している家庭がたくさんあり、
東京にいる知人を通じて、mixiの被災地支援コミュに、名前と電話番号を載せておられました。
そちらに私が電話をしたのがきっかけで、今回物資を運ぶ事となりました。


おかげさまで、本当にたくさんの物資が集まりました。

7人乗りのステップワゴンに、3人がぎりぎり入る程度のスペースしか余ってませんでした。
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早速、高橋さん宅におろし・・・
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そのまますぐ開封し、それぞれ、自宅避難してるお宅の人数分に仕分けし直し・・・
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それをまた車に積み直して、各ご家庭へ。
こちらのお宅は、前回のブログでお仏壇を撮らせていただいたお宅です。
3家族が、山奥のお家で車も無く、自治体から物資が届く訳でもない状態で、一緒に暮らしています。
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わんちゃんも壁の間から見つかって救助されたそうです。
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すごくすごく、暖かい家庭でした。
奥様を亡くされたご主人は、「いつも一緒にいるんだよ。ラブラブなんだ。」と、胸ポケットから、
奥様とご一緒に写ってる、もうよれよれになってしまった写真を見せてくれました。

「遠い所から、ありがとうね」と、握手をしてくれたご主人の手は、とても強く、暖かかった。
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帰る車から撮影。

今回は、自宅避難してるお宅へは2軒だけまわりました。
まだ今回届けた食料の物資は余っていて、それはまた別の日に別の所へ支給するとの事です。

そして、一旦家に戻ってきてから、今度は瓦礫撤去作業に使う、軍手やゴム手袋、タオル、衣類などの物資を積み込んで、
この辺りでは一番物資が届いてないという、「津山町若者総合体育館」へ。

「この辺り」と言っても、そのお宅から仙台方面へ片道2時間半。それを、ほぼ毎日、
ご年配の女性と、更にご年配で、震災以降お体の調子も良くないお母様とで車を走らせて通っているそうです。ガソリン代もすべて自腹で。
毎日毎日、居眠り運転しそうになって、助手席のお母様に叱咤激励されながら。

この日は、私たちの車に同乗して頂き、私たちも同行させてもらいました。
津波の被害が甚大だった気仙沼の海岸線〜南三陸町の海岸線を通り・・・。

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この体育館に、まだ200人もの方が避難しているそうです。

中もご厚意で見せてもらいましたが、個人のスペースは布団一枚分。寝るか座るかしか出来ない状況ですでに1ヶ月以上経過してる事を思うと、言葉がありませんでした。

そんな状況でも、物資を引き取りにいらした年配の男性はニコニコして、段ボールの中をのぞくと、
欲しかった物があったようで、「やったね!」と肩をたたいてくれました。

「物資を届けた証拠写真として、物資の前でみんなを呼んで記念写真撮る人もいるけど、撮りますか?」なんて聞いてくれましたが、そんなことのためにみなさんを集めさすのも気が引けて、お断りしました。
なのでこの避難所の写真はこれしかありませんが、確かに届けてきましたので・・・。

そしてまた2時間半かけて、家にもどってきました。

ところで、被災地に行く何日か前に、私は高橋さんに電話をし、
「物資としては言いづらいような、嗜好品で、食べたい物、飲みたいもの、何かありませんか?」と伺うと、
「ショートケーキが食べたい」
とのことでした。

なのでケーキ好きな友人に連絡を取り、おすすめのケーキ屋を聞くと、
そのままその友人がケーキ屋さんに手配をしてくれて、当日、それを発砲スチロールに入れて、
東京から持って行きました。
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私たちが食べたらもったいない、と何度も断ったんですが、
「みんなで食べましょう。」と。
なのでみんなで一息。(手配してくれたmatyu、私たちまで食べちゃってごめんよ)
「生クリーム、どのくらい振りだろう。おいしい〜」と、すこし気を緩めてくれたように思います。


毎日毎日、遅くまで物資の仕分けをして、朝早くからそれを各家庭に配って、
甚大な被害の海岸線を横目に見ながら避難所まで車を走らせ・・・。

どれほどのストレスか、想像もつきません。
それでも高橋さんは、常に優しく、笑っていて、周りの犠牲になられた方のために涙を流します。

ご縁あってこの方とお会いできて、本当に良かった。そう思います。
変な言い方かもしれないけど、生きていてくれて、皮肉な出会い方かもしれないけど、会えて良かったと、心から思いました。




そして、義援金。

何度も言いましたが、自腹で避難所に通ってる高橋さんのガソリン代にと、確かにお渡ししてきました。
皆さんから集まった金額は、3万2千円。

それから、一緒に来てくれた奈良大介さんはミュージシャンで、ライブで集まった義援金が4万円ほど、とのことです。
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そしてきちんと写真を撮る事を忘れてしまったんですが、上の写真で右下に写っている楽器は、奈良さんと奈良さんのご友人からの寄付で、城南中学校に寄付される事になったそうです。

皆さん、本当にどうもありがとうございました。
つたない文章でごめんなさい。
みなさんにくれぐれもよろしく、と、被災地の方々口を揃えておっしゃってました。

それから、一緒に行ってくれた二人も、ホームページとブログで、被災地の状況を伝えています。

奈良大介さん奈良大介公式HP「おしらせ」という所に載っています。
林成志くんlinchengzhi  気仙沼へ


*今日、また高橋さんに電話をして、ご様子をうかがった所、物資が結構届いて、今はとりあえず大丈夫との事です。
物資を届けてた避難所も、ある程度そろったそうで、毎日のように行く事は無くなったとのこと。
毎日早朝から動いていた高橋さんですが、今日の昼過ぎに電話をしてみたら、寝起きでした。
少しは状況が良くなってきたようで、ほっと一安心です。

でも、車もない山奥に住んでいる方に物資が支給されてないのは変わらない事実で、
問題は、高橋さんの所に物資が届くか届かないかではなく、高橋さんのような一個人が自腹で骨身を削って動かなきゃならないその事実だと思います。

たくさんあるはずの義援金はどこでとまってるのか。
避難所によって、格差があったり。入れる人の条件があったり。
自宅避難してる人が、避難所に食料を取りに行っても、取りにきた人数分しかくれないそうで、
家族分はもらえないとか。
仙台に知人がいるという方が言うには、ランドセルが足りてないと。
でもその一方で、寄付したランドセルが余ってる地域もある。


根っこから変わらなきゃだめだ。絶対ダメだと思う。
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by churaphoto | 2011-05-03 02:56

無題

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400枚以上写真を撮って、瓦礫の山もたくさん撮ったけど、目の前の光景にも関わらず、
なんだかリアリティがありませんでした。

「死者1万何千人」とか、「何百人の遺体を確認」とか、
私の中で数字でしか捉えられてなかった「死」を、
初めてリアルに感じた光景でした。

お線香をあげた後、「写真撮ってもいいですか」って、
その一言を言うのはものすごい葛藤があったけど、撮らなきゃ駄目だと思った。
ここに載せることも、散々悩んだけど、載せるべきだと思いました。

撮った写真を、大きな画面で見ることが、これほど怖かったことはありません。
一枚の写真に、これだけの重みと痛みを感じたことはありません。

撮影を快諾してくれたご主人に、心の底から敬意と感謝を。


ほかの写真は、たくさんあってまだ整理できてないので、また次回に。
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by churaphoto | 2011-04-29 23:40

いってきます

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そろそろ、気仙沼に一緒に行く二人がうちに着く頃・・・。

さすがに緊張しています。

何もかもが壊れた風景、家を無くした人、親を亡くした子ども、子どもを亡くした親・・・。
目の当たりにした時に、自分がどうなってしまうのか。
無神経な発言をして、目の前の相手を傷つけるような言動をしないだろうか。不安です。

でも、行ってきます。

行ってきた人はみんな、行って良かったって言う。
でも、写真は撮れなかったって言う。

でも私はそれを生業としてる人間だから。

しっかり向き合って、撮ってこようと思います。


支援物資、義援金、協力してくれた方、交通費だと私にくれた方、私たちを心配してくれてる方、
何らかの形で関わってくれた方、本当にどうもありがとう。
強要は嫌だから、スルーする人はスルーしやすいようにと、個人にメール等で協力はお願いしないで、mixiとブログだけで伝えてきたんですが、それでもたくさん集まりました。

みなさんの愛のカタマリ、きちんと届けてきます。

いってちます!!
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by churaphoto | 2011-04-27 21:07